myusi's blog

M2になりました

院試対策にやったこと

先日,無事に大学院に進学することが決まったので,
院試対策としてやったことをまとめたいと思います.

というのも,書くことが思いつかず苦肉の策でこの内容です. 

ちなみに,情報学研究科の数理工学専攻に限った話なので,
少々ニッチなものになります.
詳細は,募集要項|入試情報|京都大学大学院情報学研究科 にて.

入学者選抜に関わるもの

  1. 出願書類の内容
  2. 筆記試験
  3. 口頭試問

以上の3つです.

1. 出願書類の内容

ほとんどの書類は形式的なもので,募集要項に記載されているとおりに
書けば何も問題はないはずです.
ですが,1つだけ考えて書く必要があります.

『志望説明書』です.
A4判2枚以下に,これまでの学習・研究の経過,志望動機,
入学後の研究の抱負などをまとめるように書かれています.
これが厄介…かと思うとそうでもありません.
実際には,だいたいの人が1枚程度で提出しています.
1枚で十分です.僕も大丈夫でした.

2. 筆記試験

基礎科目6種類から2種類,専門科目6種類から2種類の
計4種類を選択して解きます.
各科目の1種類が100点満点で,合計400点満点です.
どれが簡単に感じるかは人それぞれなので,
どれを選んでも不利になるなんてことはないはず.

過去問が8年分ほど大学院のHPに掲載されているので,
それを中心に勉強すればどうにかなります.
6月くらいから勉強を始めても余裕です.
むしろ直前期は何もやることがなくなります.

しかし,個人的な感想としては,過去問だけでは少し心許無いと思います.
僕としては,教科書・大学の講義ノート等でザッと全体を勉強しておくほうが良いと思います.
過去問でまったく出ていなかったジャンルの問題が,いきなり出題されることも当然あるので…

しかし,過去問以外にも手をだすとなると,3つも4つも科目を勉強するのは正直きついです.
そこで,僕がおすすめしたいのは,
解くと決めた基礎科目2種類,専門科目2種類を満点取れるくらい勉強することです.

ちなみに,僕が院試勉強に流用した教科書は以下の3冊です.
どれも学部の講義で使用したものです.

フィードバック制御入門 (システム制御工学シリーズ)

フィードバック制御入門 (システム制御工学シリーズ)

現代制御論

現代制御論

新版 数理計画入門

新版 数理計画入門

さて,あと英語も配点に入るわけですが,英語の筆記試験があるわけではありません.
この専攻では,TOEIC もしくは TOEFL iBT のスコアを元に200点満点に換算されます.
噂ですが,相対的に評価するみたいで,同じスコアでも年によって変動するみたいです.
だいたいTOEICで600後半から700あれば,とりあえず大丈夫だそうです.

3. 口頭試問

この専攻は口頭試問があります.
先生方からの質問に答えるだけ,簡単.
服装はスーツの人もいたり,私服の人もいたり,特に決まってないみたいです.
僕は一応スーツで行きました.

聞かれる内容は,募集要項に書いてあるとおりです.
筆記試験で出来が悪かったりすると,そこを突かれるみたいです.
また,他に大学院を受験しているか聞かれると危険みたいです.

おわりに

専攻の倍率にも依るみたいですが,ちゃんと勉強していれば
まず落ちることはないみたいなので,M1になるだけなら安心です.
ただ,競争の激しい研究室に入りたいとなると話は別ですが.
実際,毎年人気のある某研究室では3年くらい内部生が全員残留できていないみたいです…

では,残りの夏休みをぐうたら過ごしたいと思います.